1960-04-08 第34回国会 衆議院 日米安全保障条約等特別委員会 第15号
米・英兩國ハ、残存政權ヲ支援シテ、東亜ノ禍胤ヲ助長シ、平和ノ美名ニ匿レテ、東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス。」ここが大事なところですね。それからさらに重要な点は、「剰へ與國ヲ誘ヒ、帝國ノ周邊ニ於テ、武備ヲ増強シテ我二挑戦シ、更ニ帝國ノ平和的通商ニ、有ラユル妨害ヲ與へ、途ニ経濟斷交ヲ敢テシ、帝國ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ。」、こう規定しておられます。
米・英兩國ハ、残存政權ヲ支援シテ、東亜ノ禍胤ヲ助長シ、平和ノ美名ニ匿レテ、東洋制覇ノ非望ヲ逞ウセムトス。」ここが大事なところですね。それからさらに重要な点は、「剰へ與國ヲ誘ヒ、帝國ノ周邊ニ於テ、武備ヲ増強シテ我二挑戦シ、更ニ帝國ノ平和的通商ニ、有ラユル妨害ヲ與へ、途ニ経濟斷交ヲ敢テシ、帝國ノ生存ニ重大ナル脅威ヲ加フ。」、こう規定しておられます。
しかしながら、去る十二月のコミンフオルムの野坂批判によつて、野坂君のいわゆる愛される共産主義、すなわち占領下においても議会を通じて政權に近ずかんとするところの考え方が、アメリカ帝国主義に対するところの屈従であり、召使的であり、彼らの祖国ソビエトに対するところの裏切り行為であると非難を受けまするや、ただちに即頭百ぺん、自己批判とやらいうものをやつて、今までの行動は全部問題である、しかしながら占領下であるから
(拍手) 政府もまた、この国鉄労働組合の堂々たる態度と合法的要求に対しましては、きわめて好意ある態度をもつて臨んで来たのでありますが、諸般の複雑なる事情に制約せられまして、いまだ明確なる具体的措置を発表し得ざる現状でありまして、これは占領下にあるわが国政府としては、いかなる政党が政權を担当いたしましても、現内閣と同様な立場に置かれるものと思われ、われわれは、政府の苦しい立場に対し同情するものであります
戰後の中國の政局は、先づ民主的憲政政治によつて新らしい中國を建設し、そうして孫文以來の中國の國民革命を成就しようという政綱に立つております國民党と、暴力によつて中國の政權を奪取し、これによつて共産革命を完了しようということに目標をおいておるところの中國共産党との相剖の連鎖であるのであります。
して、そういうふうな空氣に、賛成の意味から參議院も改めたいという、今お言葉を賜わりましたが、私もその賛成の一人でございまして、矢野さんのあの御精神の他に、私は大変皆さんの御心配の中には、教員にそういうような位置を與えることは、教員の重要な仕事であるこの教育者としての、教壇に立つ仕事において差支がありはしないかというような御懸念もございますけれども、そんな人があるかも知れませんけれども、曾て婦人に參政權
國の初めを思う日とか、或いは建國記念日というものを考えるというようなお言葉もあつたのでありますが、將來への考えといたしましては、結局そう新らしい史實というものが出て來るわけでもございませんから、大體先程の御意見もございましたように、聖徳太子というものを一つの國を思う日と申しますか、そういうものに持つて參りまして、婦人の日も私は是非置いた方がよいと思いますが、これを何とか四月十日というものは婦人が參政權
參議院の特殊の立場といたしまして、この參議院議員の任務というものは必ずしも政權争奪が直接の目的でございません。このことは賢明なる總理のよく御承知のところでございます。而して議員には解散もございません。任期も長うございます。
○説明員(谷川徹三君) 婦人に參政權を與えられたということに大きな意義がありますが、そういうことを國家的に祝祭日とする必要はないと思います。併し子供というものは未來の日本を背負つて立つものであり、未來の希望であるという意味で、私は子供の日というようなものを特に設けたいと思います。同じように人間の姿の中で最も美しい姿は、私は母の姿だと思います。
それをいきなり民衆の直接の組織である勞働組合、農民組合、市民組織の中から全國管理委員會の委員を選ぶということは、いわゆる二重政權的な匂いがいたしまして、つまり國民の勞働組合その他から直接に政治の操作に介入するということ、いわゆる二重制限的な感じがいたしますので、これは原則的な意味で不適當であろうと思うのであります。
もつとも現在のように民主主義政權が指導的な立場にある以上は、私たちは安心しております。しかしながら議會政治である以上、反對な政權も出なければならぬ。そういう場合においては、こういうものを嚴格に解釋しておかぬと、私は非常な危險を包藏することになると思う。
國民は社會黨に對して今期の政權を擔當せしめるの要請から、ともかく社會黨を第一黨たらしめたということは、必ずしも偶然ではない。わが日本の行き詰れる經濟打開の唯一の行き方は、少くとも經濟民主化の徹底、政治の民主化の徹底、このことを國民は期待いたしておるのであります。
國民が社會黨を今度の選擧で第一黨にしたのも、もし社會黨が政權につくならば、今までの幣原、吉田内閣とは違つた政策、すなわち社會黨が公約されたような政策をおやりになるだろう。こういうことを期待して社會黨を第一黨にしたのだろう、こういうふうに私たちは皆考えております。
どうしても進歩した農業政策をもつた民主的政權が樹立せられまして、その有力なる指導と援助とを必要とすると考えております。この力がなければ、なかなか農民の力だけでは、こうした仕事を進めていつても、十分な成果をあげることができないと思うのであります。
しかも社會黨の政權に對する諸情勢、こうした問題が期せずして四月選擧に比較的多數の第一黨におなりになつた、ところで組閣せられまして、ここに半歳に相なりますが、その間國民に提示せられた各スローガンが、いかなる形に行われておるかと申しますと、國民大衆は相當なる失望をしております。しかも組閣直後における當局の八大政綱、各般の主義、主張というものは、まことに貧困そのもののように私どもは見ております。
できるならば、かような形において今日政權が樹立されることが望ましいと思つております。それは必ずしも講和會議とのみ言わず、占領軍の治下における日本の政治のあり方としては、擧國的な政府樹立が、今日望ましいと考えておるのであります。その目的のために、本年の六月、われわれは最後まで努力したという事實は、おそらく原君も御承知であろうと思う。
その一つは今日の事態のままならば、よろしく擧國政權を樹立して、國民が眞に一致して講和會議に臨んでいるという政治體制か、さもなければ、その前に總選擧を斷行して政黨を整理して、こういう小黨分裂から離れて二大政黨ぐらいにして、思い切つて單獨政權をもつて講和會議に臨むかのどちらかだと思うのであります。
○林(百)委員 今、中野委員からもお話がありました通りに、叶氏の發言が單に不用意の間になされたやじということでなくして、やはり社會黨の一議員としてなされ、しかも社會黨首班内閣が今政權をとつているという立場から、われわれとしては、やはり政府竝びに社會黨の立場を明らかしない限り、この問題の處理ができないと思います。
また第二に、從來民主黨の政權のもとにおいて新勞働政策がとられ、その結果勞働組合の異常なる発展を來し、あるいは勞働者側の勢力が企業者側の勢力を上から壓倒するような勞働組合側の行過ぎを呈しておる以上、アメリカの國民經済の運営ないしは繁榮のためには、この勞働組合の行過ぎを矯正ないしは抑制しなくてはいけない。こういう立場をとつておるのであります。
御承知の通り、ポリシエヴイーキは、十月革命によりまして政權を掌握いたしましてから、政治的には議會制度の代りにソヴイエト制度を採用いたしました。
從つて強力なる政治力を發插するためには單獨政權の出現ということが、より望ましいと考えるのでありますか、片山首相は現内閣成立以來今日までの間を、謙虚なる境地において靜かに振りかえりまして、かつはまた政局に對する國民の政治的動向の推移ということをも十分考慮されまして、講和會議に臨む國内政治態勢を確立し、強力なる内外の政治力を發揮するために、政府は講和會議に臨むにあたつて、國民の現内閣に對する信頼を問うべきが
そして教箇月經つて十月革命が起き、今申しましたロシヤ社會民主主義勞働黨が政權をとつたわけであります。これが現在のソ連政府としてでき上つた最初の政權であります。從つてそのロシヤ社會民主主義勞働黨ボルシヴイキーが政權をとつたので、レーニンがかねがね申していたコミンテルンの創立というものが具體化する段階にはいつたわけであります。
従つて今後のわが同胞の所有にかかる海外における私有財産が、いかなる方向で處分されるかという問題についても、まだ今日的確なる見透しをつけることは困難でありますが、大體において連合國側の處分は、まずイタリアと連合諸國との條約によるのか、あるいはそれ以上立入つた規定になるのかという、具體的に申せば二つの場合を考慮するほかないと思うのでありますが、イタリアはバドリオ政權の樹立によつて、あのときから連合國の一翼
必要が生じたというときには、無論議會を解散して、國民の總意を反映せる議會をつくらなければならぬことは當然のことでありますが今日ただいまの段階において、四月に表示されたる國民の意向と、現在國民の抱いておる政策に對する意見とが、さほど著しく變つたとは私は認めることができない、かように考えておりますから、いやしくも國民の總意を代表しておる議會である限り、その議會の絶對多數が支持する内閣である限り、これが政權
この點についても内閣は常に考慮を拂つておるのでありまして、いやしくも日本國民がこの占領治下において非常な困難な事情のもとに講和會議に臨むのであるから、できるならばいわゆる擧國一致的な政權を樹立して講和會議に臨むことが望ましいことである、そういう點においても片山内閣成立の直前、社會黨、民主黨、自由黨、國民共同黨を含めての代表者の會議を開いて、能う限り擧國的政權の樹立に努力することを申し合わせたことは周知